はじめの一局を怖がらせない受け入れ方
牌の並べ方もあやふや、そんな段階で雀荘の扉を押すのは勇気がいる。麻雀クラブ 大成は、その一歩を踏み出せずにいる人を正面から迎える店だ。全自動卓の動かし方から対局中の最低限の作法まで、スタッフがそばで教えながら進めてくれる。大阪府豊中市の庄内で、昭和52年から続いてきた老舗でありながら、入口の敷居はむしろ低く保たれている。
店を切り盛りする店主は、全国規模でアドバイザーを務める人物だ。その考え方が働き手一人ひとりにまで届いており、誰が座っても気後れしない場であることを先に置いている。初めての来店で気がかりがあれば、06-6331-7013に電話して先に確かめておくこともできる。慣れた常連と駆け出しの打ち手が、同じ18卓の下で肩を並べられる空気がここにはある。
体験教室やイベントで裾野を広げる取り組み
麻雀クラブ 大成では、明治安田生命の初級麻雀体験教室のような催しも開かれてきた。遊びとして始める前に、基礎から触れられる機会があるのは心強い。49周年を迎えたイベントでは、長く通う客と新しい顔が入り混じり、店の歴史がそのまま祝いの場になった。
落語の鑑賞と対局を合わせた大会など、ほかでは見かけない企画も定期的に動いている。大阪麻雀連合会の協力を得て運営される会は、毎回多くの参加者でにぎわう。はじめは見学のつもりで来た人が、次は卓に着いているというのも珍しくないそうだ。
女性も年配の方も通える健康麻雀の場
金銭を賭けず煙草も吸わない健康麻雀を掲げているため、煙や勝負の重さが苦手な人でも足を運びやすい。女性客が気がねなく通えるよう、トイレは男女で分けて清潔に整えている。指先を細かく動かし手牌を読む時間は、頭の張り合いを求める年配の人にも向いている。正直なところ、ここまで初心者と女性客を意識した雀荘は多くないと感じた。営業は毎日10時から24時まで、休みは月曜だけなので、自分の生活の間に組み込みやすい。


